大型オートバイハーレーの女性オーナー急増中

ハーレー

大型オートバイの代表であるハーレーダビッドソン。少し前までは男性が乗り回すイメージが一般的でしたが現在は変わってきています。

高齢の方や女性など、力の無い方でも乗りやすいようにデザイン、設計された車両が多くラインナップされていることもあり、現在ではお洒落に乗りこなすイメージが定着しつつあるのです。

その代表的なモデルとしてスポーツスターがあります。スポーツスターはハーレーダビッドソンの中でも人気の車種の一つです。

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その人気の秘訣はコンパクトにデザインされ、低排気量のエンジンを搭載していることにより、高齢の方や女性などバイクの運転に自信の無い方でも比較的簡単に運転できることにあります。

バイク

低排気量のエンジンといっても大型オートバイに分類されますのでパワーは十分にあります。ですが、道路が狭く曲がりくねっており、信号も多い日本の道路を走行するには有り余るほどのパワーを秘めているため、申し分ありません。

日本においてスポーツスターのような一見ハーレーダビッドソンらしからぬ車両に人気があるのはこういった道路事情も大きく影響しているといえます。こういったこともあり、女性のハーレーダビッドソンのオーナーが急増しているのです。

ハーレーに乗るには大型オートバイ用の免許が必要

ハーレー

ハーレーは有名なバイクなので、いつかは運転してみたいと思っている人も多いでしょう。当然ですが、そのためには運転免許を所得する必要があります。

バイクの免許は一種類ではありません。普通自動二輪用のものを持っていても、大型オートバイは運転できないので注意が必要です。大型オートバイを運転するには、大型二輪用のものを取得しなければなりません。

取得が難しそうに思えるかもしれませんが、普通自動二輪用のものを持っていれば一週間ほどで取得することも可能です。ただし免許を取得したからといって、いきなり映画などで見かけるようにハーレーを乗り回すことはできません。

大型オートバイに慣れるのはそれほど簡単なことではないのです。特にハーレーは扱いが難しいバイクなので、最初は慣らし運転のつもりで練習を繰り返しましょう。

ハーレー

運転のコツは、どれだけ低速で自由に車体を動かせるかということです。ハーレーに低速のイメージはないかもしれませんが、まずは低速で思い通り走れるようになりましょう。

特に、コーナリングやブレーキングを上達させることを意識してください。この二つをマスターすると、円滑なライディングを行えるようになるので、ツーリングに一歩近づきます。

中年の方にハーレー等の大型オートバイが人気

ハーレー

現在中年の方を中心にハーレーダビッドソンなどの大型オートバイのオーナーが増加しています。要因としてはいくつか挙げられますが、その中でも多いのが自分で自由に使えるお金と時間が増えたということ。

これまで子育てに追われなかなか時間もお金も自由に使えなったのですが、子供の結婚や就職などの独立を機にハーレーダビッドソンなどの大型オートバイを購入するケースが増えているのです。

昔オートバイに乗っていたけど事情によりオートバイを手放して、再びオートバイに目覚める方のことを通称リターンライダーと呼びますが、このリターンライダーが急増しているのです。

お金や時間が自由に使えるようになった他に挙げられる要因としてはインフラ設備が整ってきたということでしょう。

車ではなく、ハーレーダビッドソンのような大型バイクでツーリングの旅に出かけるにしても高速道路や宿泊施設などもオートバイでも不便のないように充実したサービスが受けられるようになっています。

こういった背景もあり、中年の方の大型オートバイの所有率が上がっているのです。現在ではハーレーダビッドソンだけではなく、国産のオートバイを所有しているリターンライダーも多くいらっしゃいます。

カスタムしたハーレーの車検

ハーレー

大型バイクの代表格の一つであるハーレーダビッドソンのカスタムカーを公道上で走らせるためには、車検に合格する必要がありますが、その際にはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。

ハーレーであってもそうでなくても、自動車をカスタマイズする場合は保安基準を満たしていることが大原則ですが、改造の程度によって手続きは異なります。まず、指定部品を溶接やリベット以外の方法で取り付けられており、装着後の寸法や重量が一定の範囲内におさまっていれば、通常の車検(継続検査)に合格すれば公道上を走らせることができます。

指定部品とは、旧運輸省が依命通達の中で、比較的追加や変更等が行われる可能性が高い自動車部品のうち、安全確保や公害防止の観点において支障がないとみなされているものとして指定している部品のことで、マフラーやタイヤ、ホイール、ウインカー、テールランプ、ミラーなどが該当します。この指定部品を装着する前後で生じる寸法の差が、全長が3cm以内、全幅は2cm以内、高さが4cm以内であり、車両重量の差が50kg以内であれば、面倒な手続きをする必要はありません。

一方、寸法や重量が前述の範囲を超えてしまった場合は、検査場で車体の計測をしなおし、検査証の記載事項変更手続きをする必要があります。こちらの手続きは比較的簡単に終わりますが、主要な部分の仕様変更を伴う大きな改造を行うと、たくさんの書類を用意した上で改造申請と構造等変更検査の手続きをしなければなりません。

カスタマイズの規模が大きくなるほど手続きは面倒になりますが、やらないまま走行すると法令違反として処罰されるおそれがあるので必ず手続きを済ませましょう。